香川県吹奏楽連盟の沿革
HOME

1.結成の経過

1942年(昭和17年)

広島鉄道管理局高松出張所(のちの高松管理部)の船舶係長として緒方益圀が広島管理部 より着任し、「広鉄奉公会 高松支部吹奏楽団」が誕生し、演奏活動を始めた。

1943年(昭和18年)

管理部の吹奏楽団が中四国の代表として鉄道全国大会に出場し、多大の評価を得るとともに、 四国各地を巡回演奏して、学校・職場等に吹奏楽団を設立する意欲をもたらした功績は大で あった。この演奏活動は、昭和32年全国吹奏楽連盟発足後も続いた。

1946年(昭和21年)

船舶課長の緒方益圀の尽力で、四国鉄道局に徳島尋常高等小学校の吹奏学部や軍楽隊出身者 を迎え入れ「四国鉄道管理局吹奏楽団」を結成、憲法が施行された昭和22年5月3日には 東京・日比谷公会堂の記念式典での演奏、翌5月4日は後楽園の開所式にも招かれた。 さらに、昭和23年3月の「第1回全国鉄道器楽コンク−ル」で優勝した。

1950年(昭和25年)

「四国鉄道管理局吹奏楽団」は、緒方益圀氏の辞職により、三木栄助、方上保一へと受け継 がれ、昭和30年頃までに20回を数える定期演奏会を香川県公会堂にて開催。その後、 学校・職場等において吹奏楽活動が活発になる。

1957年(昭和32年)

全四国吹奏楽連盟の発足とともに香川県吹奏楽連盟を結成し、事務局を大同工業株式会社に 置いて、理事長 緒方益圀、事務局及川一ほか谷本浩、三木栄助、荻原省己、佐伯萬平、 石井武、松下寅男、大西茂義、藤本利彦、大西愛子、大西一夫、図子松男、大西晏、 佐藤陽三等により運営された。

1961年(昭和36年)

佐倉友章が香川県立観音寺第一高等学校に赴任し、昭和39年に香川大学へ栄転、意欲的な 組織作りに取り組んだ。さらに、緒方益圀の女房役であり、全四国吹奏楽連盟生みの親とも いうべき、徳島県の川井能之(元全四国吹奏楽連盟理事長)を香川県に迎え、発展途上の香 川県吹連で献身的な活動(元香川県吹連専務理事、四国吹連監事)をしていただき、中学校・ 高等学校での吹奏楽活動が活発になった。 その後、全日本吹奏楽連盟が社団法人になるまでの役員は、理事長 高塚寛(昭和44年)、 樽谷良範(昭和45年)、佐倉友章(昭和46〜47年)、事務局 川田影俊、岡欣一、 岡本正等があたった。 香川県吹連のみならず四国の吹奏楽界に多大に貢献のあった緒方益圀は昭和57年5月に 79才で、川井能之は昭和62年6月に75才で永眠された。

1975年(昭和50年)

佐倉友章が理事長となり、香川県吹連の育成にとりかかり、加盟団体の子供たちの立場から の各種行事の創設、指導者の育成などの事業を拡大していった。これからの10年間は、 香川県吹連だけでなく、四国吹連、全日本吹連の活動に多いに影響を与える活動を精力的に こなされた。昭和59年に再起不能かと思われる交通事故に合い退任された。

1985年(昭和60年)

佐倉友章の後を副理事長を務めていた片岡義和が引き継ぎ、事務局を河田寿美穂、花崎哲司 松繁哲朗、樫村 誠、古庄孝行等があたった。 また、昭和62年度より中学校部会、小学校部会を設けそれぞれの部会長に香川県中学校研 究会音楽部会長、香川県小学校研究会音楽部会長の校長先生が当たられている。 昭和63年瀬戸大橋開通から「瀬戸大橋博覧会」、「全国植樹祭」、「東四国国体」、「全 国健康福祉祭(ねんりんピック)」の式典音楽隊の編成、現在平成9年度開催の「国民文化 祭」、平成10年度開催の「インタ−ハイ」の準備に取りかかっている。

2.推移と活動状況

1957年(昭和32年)

第1回全四国吹奏楽コンク−ルが、高松市の香川県公会堂で催され、宇高船舶管理部 (現JR四国支社)吹奏楽団をはじめ、直島中学校、高松商業高校、丸金醤油KK、 全直島吹奏楽団等が参加した。このときの香川県の加盟団体は前記のほか、長炭中学校、 香川中学校、仏生山中学校、三菱金属直島精錬所、国鉄多度津工場の10団体であった。 その後観音寺第一高校、観音寺商業高校が加盟した。

1959年(昭和34年)11月

香川県警察音楽隊が誕生し、翌35年度には高松市において、第1回四国管区警察音楽隊 の大会が開催され、吹奏楽の認識を向上させた。これより1965年(昭和40年)に至る 間に吹奏楽団を編成する中・高校は数を増し、社団法人全日本吹奏楽連盟四国支部・香川県 吹奏楽連盟になるまでには、50団体以上の県連盟加盟となった。

1969年(昭和44年)2月

時代の要求と管楽器教育の充実をはかるため、全国に先駆けてアンサンブル・コンテスト を開催する運びとなり、128チ−ムの参加を得て、盛大に行われた(県農協会館)。 このアンサンブル・コンテストは、年を追うごとに盛大になって、47年度よりは、東讃・ 中讃・西讃の3地区で予選を行うようになり、第19回のコンテストからは小学校も参加を 始めた。 現在は小学校・中学校部門、高等学校部門は部門ごとに高松・東讃・中讃・西讃の4地区 で予選を開催し、1月下旬にそれぞれ県大会を開催。大学・職場・一般部門は、高等学校の 県大会と同時に同会場で県大会を開催している。

1983年(昭和58年)

夏期講習会として「サマ−・ミュ−ジックキャンプ」を2泊3日の日程で仁尾町で開催。 第2回は、高松市においてフランスよりジャック・ランスロ−(クラリネット)夫妻を迎え 多大の成果を上げた。第3回より文化庁補助事業として継続され、会場を小豆島・土庄町に 移し、一流の講師陣による「ゴ−ルデン・コンサ−ト」は土庄町の年間行事として定着した。 文化庁の補助打ち切り後も、県吹連独自の事業として継続、第8回を志度町で開催したが、 第9回から小豆島・土庄町で開催している。

1987年(昭和62年)

県吹連としては、初めてマ−チング・フェスティバルを高松市の中央公園において開催、 歩けるバンドの養成に着手した。以後毎年10月に全日本マ−チングバンドフェスティバル として開催している。 この年11月に香川県一般吹奏楽団連絡協議会発足。

1988年(昭和63年)

瀬戸大橋の開通を機に、年に一度は本物の吹奏楽を子供達に聴かせたいとの気持ちから、 県吹連の事業として「東京佼成ウインド・オ−ケストラ」を招聘し、観音寺市民会館 (観音寺市)、香川県県民ホ−ル(高松市)、丸亀市民会館(丸亀市)、を輪番で毎年公演を 行っている。 この年、4月10日瀬戸大橋開通これに伴い開催された瀬戸大橋博覧会のイベント広場に 加盟各団体が連日出演。9月20日香川県県民ホ−ル落成

1988年5月22日

「全国植樹祭」開会式式典音楽隊編成。

1989年11月

香川県芸術祭参加 「ザ・吹奏楽」公演 (一般吹奏楽団合同演奏)

1993年9月5日

第48回国民体育大会「東四国国体」夏期大会開会式式典音楽隊編成 吹奏楽隊 高松南高校(32)、丸亀高校(30)、観音寺第一高校(28) 高松第一高校(31)、国分寺中学校(30) 5団体151名で編成 ファンファ−レ隊 高松北高校(9)、高松高校(8)、高松商業高校(9) 高松東高校(8)、高松西高校(8)、高松第一高校(8) 6団体50名 マ−チングバンド隊 大野原小学校 51名

1994年10月22日

第7回全国健康福祉祭かがわ大会総合開会式式典音楽隊編成 香川県警察音楽隊(23)、高松北高校(31)、高松高校(25) 高松商業高校(56)、高松東高校(33)、高松南高校(20) 高松西高校(19)、高松第一高校(22)  8団体 229名で編成。  マ−チングドリル隊は大野原小学校 100名があたった。